こんにちは、fako(ふぇいこ)です。アクセスありがとうございます。
2019年3月にモルディブハネムーンに行った際、税金の高さに少し驚きました。
日本のように単に消費税が加算されるわけではなく、2種類の税金が必須で計算もやや複雑です。
この記事では、支払い時に驚かないために、モルディブ渡航前に知っておきたい税制度とその計算方法についてわかりやすくご紹介します。
モルディブの基本情報はこちらにまとめております↓
モルディブの通貨
税制度の前に、まずは通貨についてです。
モルディブの通貨はモルディブ・ルフィア(MRF)です。
ですがリゾートや空港では米ドルでの支払いが一般的で、チップもドルでOKです。
ですので筆者たちは米ドルのみを使用し、何なら旅行中ルフィアを目にすることは一度もありませんでした。
またモルディブの空港やリゾートでは外貨不足のため日本円から米ドルへの両替はできない場合があるそうなので、必ず日本で両替をしてから出発するようにしましょう。
ちなみに、筆者たちが成田空港のGPA外貨両替専門店で両替した際のレートはこんな感じでした↓
というわけで、この先も米ドルを例にしてお話を進めます。
モルディブの税制度
では、モルディブ渡航前に知っておきたい税制度についてご紹介します。
2019年現在、モルディブのリゾートでは定価にサービス料10%とTGST12%が必須でかかります。
サービス料
サービス料はリゾートに納める(?)お金で、翌月のスタッフのお給料に平等に振り分けられるそうです。
これがあるのでモルディブではチップは不要との説もあるようですが、やはり欧米の方は良いサービスにはスマートにチップをお支払いされるので、ジャパニーズとしては迷うところですよね。。
筆者たちはオールインクルーシブに含まれるレストランやエクスカーションではチップは支払いませんでしたが、
- 毎日のお部屋の清掃
- スパの施術担当の方
- チェックイン時に案内をしてくれたボーイさん
などには米ドルでのチップをお支払いしました。
正しいかはわかりませんが、ご参考まで…。
TGST
一方TGSTは国に納めるお金で、“Tourism Goods and Services Tax”の略です。
飲食や買い物、サービスなどのすべてにかかる、観光客向けの税金です。
それぞれのお買い物に対して、この両方が必要になります。
税金の計算方法
「じゃあ定価に22%上乗せになるのか~」と一瞬思いそうになりますが、それは間違いです。
TGSTは定価の12%ではなく、サービス料込の値段の12%、です。
具体的に計算してみましょう。
例えば、定価$140のスパを申し込むとします。
(実際に$140でマッサージを受けました↓)
まずはサービス料として、
$140×0.1=$14
が追加されます。
そしてTGSTは$140にかかるのではなくサービス料込みの料金にかかるので、
($140+$14)×0.12=$18.48
となります。
よって最終的な支払いは、
$140(定価)+$14(サービス料)+$18.48(TGST)=$172.48
となります。
もっと簡単にすると、
$140×1.10×1.12=$172.48
という計算ですね。
$140なのか$172.48なのかって結構大きく違いますよね。。
モルディブでお買い物をする際は、提示されている金額が税抜なのか税込なのかを購入前によく確認するようにしましょう。
税抜か税込かの確認方法
税抜か税込かということは、筆者が訪れたリゾートでは文章でわかりやすく記載されていることがほとんどでした。
どちらも、10% service charge と 12% TGST が be subject to(~が必要)だと記載されています。
見落とす心配はなさそうですね。
「++」ってどういう意味?
ですが立看板などでは、「++(プラスプラス)」という表示もちょこちょこと見かけました。
「$25++」とあれば、これは「定価$25で、そこにサービス料とTGSTがプラスされますよ」という意味です。
つまりロブスター1匹追加した場合の支払いは、$25ではなく、
$25×1.10×1.12=$30.8
になるということです。
「$25なら食べたいけど$30.8はちょっと高いな。。」と感じる場合もあると思いますので、注文前によく確認してくださいね(笑)
これらの計算は、「空港とリゾートのどちらでお土産を買う方が安いか」などを計算する際にも役立ちます。
日本以上に大きな税金がかかりますので、支払い時にびっくりしないためにもぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね。
次回は筆者たちが宿泊したリゾートでのインクルーシブプランに含まれるものと含まれないものをまとめます↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。