【座席の場所に要注意?!】モルディブでのスピードボート体験レポ

お役に立てたらシェアお願いします

こんにちは、fako(ふぇいこ)です。アクセスありがとうございます。

2019年3月にモルディブハネムーンに行った際、空港からリゾートまではスピードボードで移動しました。

乗るまでは「要するにちょっと早い船でしょ?」と思っていたのですが、実際はそんなものじゃありませんでした。。

また行きと帰りでは大きく状況が異なったので、両方の体験を詳しくまとめておきます。

筆者が宿泊したリゾートはこちらです↓

モルディブハネムーンで筆者が選んだお手頃価格リゾート、「オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ」のメリットデメリットをご紹介します。

3つの移動方法

モルディブ旅行で、空港からリゾートまでの移動は3つの方法があります。

  • 水上飛行機
  • 国内線
  • スピードボート

それぞれの特徴は以下の記事にまとめています↓

モルディブ旅行で最も重要なリゾート選び。3つの移動方法(水上飛行機・国内線・スピードボート)と、筆者がリゾートを選ぶまでの流れをご紹介します。

この中で筆者は、夜間の到着でもすぐにリゾートに移動することができるスピードボートを選びました。

往路

まずは恐怖体験となった往路からレポします。

往路と復路では全く様子が違ったので、ぜひ両方お読みください。)

乗船までの流れ

マレ国際空港に到着したのは現地時刻19:45頃。

そこから出入国カードをゲットして記入し、

入国審査に並んでパスポートにスタンプをゲットし(モルディブのスタンプとってもかわいいです!)、

ターンテーブルにて無事にスーツケースをゲットしました。ロスバケしなくてよかった!

スリランカ航空で遭遇した出入国カードのプチトラブルについてはこちら↓

2019年3月のモルディブハネムーンでスリランカ航空を利用した感想を、チェックインの様子から機内設備、客室乗務員の対応など詳しくご紹介します。

税関を通って出口を出たところで、時刻は20:45頃。

目の前に各旅行会社のカウンターが並んでいます。

事前に聞いていた番号のカウンターを探していると、突然現地のおっちゃんに「アムネットハアッチネ~」と話しかけられました。

(旅行会社から郵送されていたラゲージタグをつけていたので、それでアムネット利用者だとわかったようです。)

おっちゃんがアムネットの現地スタッフさんを呼んでくれ(このおっちゃんが誰だったのかは不明)、スタッフさんから現地での緊急連絡先などを記入した紙を受け取りました。

ちなみに、このとき対応してくださった方は日本人でした。

めちゃめちゃ簡単な説明を聞き終えると、「じゃああの人について行ってね!」と言われ、言われるままに歩き始めました。

どたばたとよくわからないまま移動していたのですが、このとき先導してくれた方は既にリゾートスタッフさんでして、振り返ると旅行会社の方と接触したのはほんの1分ほどでした(笑)

乗船

マレ国際空港は目の前が船着き場になっているので、すぐにスピードボートに乗ることができます。


こんな感じです。辺りはもう真っ暗。

ここに各リゾートのボートがずらっと並んでいました。

ほどなく「このボートに乗ってね!」と案内され、ライフジャケットを装着して船内へ。

船内にはまだ誰もおらず、スタッフさんに船の中央付近の座席を勧められました。

が、船の一番後ろの席が空いていたので、筆者はそちらに座ろうと旦那を促して陣取りました。

まさかこの判断がのちに悲劇を招くとは思ってもいませんでした…(笑)

着席するといい匂いのする冷たいおしぼりを渡してくださり、ペットボトルのお水もいただきました。

スピードボートは他のゲストと一緒になることももちろんあるのですが、筆者たちは行きも帰りも自分たちだけでした。

ですが休暇を終えたと思われるリゾートスタッフさんが7~8名乗り込んでこられ、その方たちは当然空いている座席(船の前方~中央付近)に着席します。

案内役のスタッフさんから英語にて多少の説明があり(今日は波もおだやかなので1時間くらいで着くよ、など)、いよいよリゾートに出発です!

(筆者は船好きなので、このあと恐怖の時間がやってくることなど知らずにわくわくしていました。笑)

出発後

いよいよリゾートに向けて出発です!

「真っ暗やからきれいなはずの海も様子がわからくて残念だな~」などと呑気に考えていると…。

港から離れてスピードボートが本気を出し始めた(!)瞬間、ものっっっすごい強風とエンジンの爆音に襲われました。

胃腸弱くてガリガリ系花嫁(!)の筆者は、「これ、しっかり捕まってないと吹き飛ばされるやん!!!!!」と、命の危険を感じました。。

そして予想を超える体感にびびって旦那に話しかけようとするも、エンジン音がうるさすぎて耳元で大声だしてようやく聞こえるか聞こえないかのレベルでした。。

怖いのは最初だけでそのうち慣れるのかなと考えたものの、慣れる気配は一切なく。。

ここでふと、他の乗客のみなさま(休暇明けの現地スタッフの方々)の様子を伺ってみました。

するとですね、みなさま超涼しい顔で乗っていらっしゃいます。

「さすが、慣れてはるんやな~」と最初思いましたが、よく見るとどうやら違いました。

筆者たちが乗ったスピードボートは、中央付近までは窓に風よけのボード(?)がついているが、後方部分は屋根のみでサイドはむき出しだったんですよね。

風や水しぶきを防ぐものは一切なく、外気に直接接触している状態でした。

そして気を抜いたら乗り込み口(?)から海にドボンしそうな状態でした。

だから最初、中央の席を勧められたのか。。」と、出発してからようやく気付きました。。

しかし前方~中央の席は既にスタッフのみなさまが座っておられるので、途中で移動することもできず。。

真っ暗な海の上を、窓とドア全開の新幹線で走っているような気持ちで過ごしました。

結局1時間弱の間、旦那と会話することもほとんどできず、「これは修行なんだ。」と自分に言い聞かせ(←何の)、ただただ時間が過ぎるのを待ちました。。


そんな中でもとりあえず1枚だけ撮ってた写真。何が何だか。

途中スタッフさんが気遣って「風大丈夫?」とか「もうすぐ着くよ!」とか英語で話しかけてくれました。

が、ただでさえヒアリング能力がない上にエンジン音でほとんど聞こえず、とりあえずオーケーオーケーと言っていました(笑)

リゾートに着くころには海風で髪の毛ボッサボサで全身塩まみれで、とにかく「生きててよかった。。」と思いました。

波が穏やかだったので耐えられましたが、もし荒れている日だったら…と想像すると恐ろしいです。。雨やったら全身びしょ濡れですやん。。

乗る前は船酔いの心配とかしてましたが、落ちないことに必死で船酔いしてる暇もなかったです。

絶叫系大好きな旦那でさえ、「これは想像以上…」とぐったりしていました。

ちなみに、リゾート到着は現地時間21:45頃でした。

(日本時間だと翌日の01:45、自宅出発から約21時間経過していました。)

復路

はてさてリゾートで4泊しまして、帰国日となりました。

続いて超快適に過ごした復路の様子です。

乗船までの流れ

筆者たちは15:25マレ空港発の飛行機でしたが、リゾートを出発する時間は自分たちでは決められません

出発の前日の夜、リゾート側から出発時間が知らされる仕組みになっています。

どのように連絡が来るのかわからなかったのですが、19時になっても音沙汰がなかったので自分たちでレセプションに確認に行きました。

(掲示板に貼りだされるリゾートもあるようですが、見当たらなかったので直接教えていただきました。)

が、その後晩ごはんを終えてお部屋に戻ると、ちゃんとお手紙も届いていました~。

お手紙は日本語で、

  • 荷物のピックアップ時間(10:15)
  • チェックアウト時間  (10:45)
  • ボート出発時間    (11:00)

が、記載されていました。

翌日、朝食を済ませてスーツケースをお部屋の前に出し、レセプションにチェックアウトに向かいます。

(スーツケースは、出発までにスタッフさんがカートで運んでくださいます。)

帰りは絶対に絶対に中央付近の席に座ろう。」と心に誓っていました(笑)

この日も波はおだやかで、また日中で明るいので往路よりはマシかな。。と考えてました。

乗船

トイレを済ませてライフジャケットを装着し(スピードボートにトイレはありません!)、いよいよ船に乗り込みます!

するとですね、なんか往路の船とぜんぜん違うではありませんか!!!


ばばーーん。

往路に乗ったボートの写真がないので比較できなくて申し訳ないのですが、往路は

  • 基本的に屋根のみで、窓はガラスがなくてオープン
  • 前方と中央の窓だけ、風としぶきを避けるための透明ボードが貼ってある

という造りでした。

ですが復路のボートは、

  • 船全体が家みたいに覆われてるタイプ

だったんです。

え、これやったら絶対落ちる心配ないやん!!!」(←心の声)

そして前方にはモニターまであり、リゾートのPR動画が再生されていました。


こんな感じでした。

まだ新しいのか船内もとてもきれいで、これなら安心と再び後方の座席に着席しました(笑)

ここでもいい匂いのする冷たいおしぼりペットボトルのお水をいただきます。

帰りも他のゲストはいないようだったので、これから休暇に入るであろうスタッフさん1名だけ同乗し、予定より早めにリゾートを出発しました。

出発後

往路の移動が過酷すぎたので緊張していましたが、復路のスピードボートはめちゃめちゃ快適でした…!

お天気も良かったので、モルディブ最後の海を撮影したりして楽しみました。


横の窓からの写真。


後ろの窓からの写真。

エンジン音はもちろんありますが、充分に会話もできるレベルです(笑)

波しぶきや風、塩を全身に浴びることもありません。

安心した筆者は、後半は船内でウトウトしていました。

リゾートを早めに出発したこともあり、11:40には空港に到着しました。

まとめ

おそらくですが、往路のスピードボートが特異だったんだと思います。

ネットで情報収集した際にも「疲れてたので寝てたらいつのまにかリゾートに着いてました~」みたいな口コミを見ていたのですが、正直往路のボートだととても眠れる状況ではありません(笑)

往路はたまたま新型ボートが出払っていたのか、調子が悪かったのかわかりませんが、筆者たちはちょっと運が悪かったようです。

ですので今後モルディブに行かれる方は、スピードボート移動でも心配しなくて大丈夫だと思います。

そして万一むき出しタイプのボートに当たった際は、前方や中央など少しでも窓がふさがれている席に座ることをおすすめします!

次回、リゾート内の設備についてご紹介します↓

2019年3月のモルディブハネムーンで筆者が滞在したリゾート「オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ」内にある施設をご紹介します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。