こんにちは、fako(ふぇいこ)です。アクセスありがとうございます。
「モルディブ旅行ではリゾート選びが最重要」とよく言われますが、他にも注意すべきポイントがあります。
それはヴィラ選びです。
実は筆者がモルディブハネムーンで最も後悔しているのが、このヴィラの選択です。
この記事では、筆者たちが宿泊した
OBLE by Atmosphere at Helengeli
(オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ、通称:ヘレンゲリ)
にある4つのヴィラのご紹介と、筆者がなぜ後悔したのかという点を詳しくお伝え致します。
モルディブのリゾート選びについてはこちらをどうぞ↓
目次
ヴィラの種類
まず、リゾートのマップを見ながらヘレンゲリの各ヴィラの位置を確認してみましょう。
- A.ビーチヴィラ
- B.デラックスビーチヴィラ
- C.ラグーンヴィラ (←筆者たちが選択したヴィラ)
- D.ビーチスイート
ちなみに、このマップの上側だとサンセット側になり、下側だとサンライズ側となります。
各ヴィラの特徴を簡単にまとめます。
A.ビーチヴィラ
その名の通り、全体がビーチの上にあるヴィラです。
立地:サンライズ側
広さ:48㎡
プール:なし
4つのヴィラの中では最も安価です。
目の前がビーチではありますが、シュノーケリングをするには反対側のビーチの方が人気のようでした。
B.デラックスビーチヴィラ
全体がビーチの上にあるヴィラで、Aのビーチヴィラよりもビーチへのアクセスが良くお部屋も少し広いようです。
立地:サンライズ側/サンセット側両方あり
広さ:52㎡
プール:なし
目の前にシュノーケリングポイントが広がっており、ヨーロピアンに人気のようでした。
C.ラグーンヴィラ
入口は陸にあるけどベランダは海の上にあるという半水上タイプのヴィラです。
立地:サンセット側
広さ:77㎡
プール:あり
筆者たちが宿泊したのがこのタイプでした。
数字だけ見ると一気に広くなったように感じますが、ベランダ込みの大きさなので、お部屋自体の広さはそこまで変わらないと思います。
ラグーンヴィラについては以下の記事に詳しくまとめています↓
D.ビーチスイート
全体がビーチの上にあるスイートルームです。
立地:サンセット側
広さ:191㎡
プール:あり
メインレストランのすぐ横にあります。
大きなプールつきで、このヴィラのみお風呂も室内にあるようです。
当然、料金は最も高いです。
後悔ポイント
上記4つの中でCのラグーンヴィラを選択した筆者たちでしたが、いざ行ってみるといろいろと不便なことがありました。。
ベランダから海に出られない
ラグーンヴィラのベタンダには、プライベートプールと海に降りる階段が付いています。
「お部屋から海にドボン」がしたくてこのヴィラを選びました。
しかし階段があるにも関わらず、このヴィラの周辺は遊泳禁止のためシュノーケリングができません。
島の右半分には、
STRONG CURRENT NO SNORKELLING / DAIVIND
(流れが強いためシュノーケリング・ダイビング禁止)
と書かれています。。
(泳いでいる方も見かけましたが、筆者は怖くてできませんでした。)
どのみち目の前の海は、シュノーケリングポイントとしてはイマイチのようでした。
フリーのデッキチェアの数が少ない
よってシュノーケリングをするためには、毎回荷物をまとめてルームキーを持って島の左側まで歩くことになりました。
しかし朝食後にのんびりビーチまで行くと、デッキチェアが空いてないんですよね。。
メインバーの前あたりにフリーのデッキチェア並んでいるのですが、すべて人がいるか、タオルやビーチバッグで場所取りされていました。
これ、もしAかBのビーチヴィラに宿泊していれば、ヴィラの目の前に自分たち専用のデッキチェアが準備されているので場所取りの必要はありません。
しかしラグーンヴィラ宿泊の筆者たちは、お部屋のベランダにはもちろん自分たち専用のデッキチェアがありましたが、ビーチにはないんですよね。。
よってラグーンヴィラ宿泊者は、ビーチでチェアを使用したければ早朝から争奪戦を繰り広げなければならないようでした。
争奪戦に参加しなかった筆者たちは、結局一度もビーチのチェアでくつろぐことはできませんでした…(笑)
プライベートプールのメリットがあまりない
ベランダから海に降りられないとなると、ラグーンヴィラのメリットはプライベートプールのみになります。
これは人によって違うと思いますが、筆者としてはプライベートプールのメリットをあまり感じませんでした。
なぜならば、
- ファミリープール
- アダルトプール
の2つが島の中央にあるんですよね。
「プールに入りたければここで充分では?」と筆者は感じました。
ただしこれらのプールは利用時間が決まっているので、ナイトプールはできません。
プライベートプールがあればナイトプールも満喫できますが、筆者は寒がりなので結局夜は入れませんでした(笑)
とはいえプールでシュノーケリングの練習ができたり、周囲を気にせず写真や動画をパシャパシャ撮れたのはプライベートプールならではだと思います。
またベランダから二人っきりで見たサンセットはとってもきれいでしたよ。
各施設まで遠い
そしてラグーンヴィラ宿泊だと、リゾート内の各施設までがいちいち遠いんです。。
ラグーンヴィラは島の右側にありますが、レセプションやダイビングセンター、スパなどはすべて島の左側にあります。
ヘレンゲリの施設紹介はこちらです↓
しかも初モルディブだった筆者たちは「お部屋の番号を指定する」なんて発想はなく特にリクエストをしていなかったので、ラグーンヴィラの中でもかなり右端の方のコテージにアサインされました。
いくら小さな島とはいえ、端から端まで歩くと20分以上かかりました。
これが地味に不便でした。。
ビーチまで行くのも、3食のレストランも、エクスカーションツアーの集合場所も、毎回徒歩で数十分の往復が必要でした。
リゾートによっては一人一台自転車の貸し出しがあるところもあるようですが、ヘレンゲリではありません。
またトラムはスタッフさんが荷物を運ぶのに行き来していましたが、ゲストが移動に自由に使用できるサービスはありませんでした。
トラムは最初のチェックイン後にお部屋に移動するときに乗ったのみで、それ以外は常に徒歩でした。
そのような事情もあり、結局レセプション横のラウンジには行けなかったり(往復で余計喉乾くわ)、気軽にレセプションに質問に行くことができなかったりなど(英語での電話が苦手なのでできれば対面で話したい)、満喫しきれなかったなぁというのが正直な感想です。
同じラグーンヴィラでも、せめて島の中央付近のコテージであれば状況はかなり違っただろうなと思います。
ビーチヴィラの方がお安い
最後に各ヴィラの料金ですが、A→B→C→Dの順に高くなります。
ラグーンヴィラは、プール付きなこともあってスイートの次に高いんですよね。。
立地がビーチヴィラの方が便利なのでそちらの方が高いのかなと思っていましたが、そうではありませんでした。
もう一度ヘレンゲリに行くならここを選ぶ!
よって、筆者がもしまたヘレンゲリに行くことがあれば、
Bのデラックスビーチヴィラの、
- 桟橋の近く
- メインプールの横(サンセット側)
の順でリクエストすると思います。
桟橋近くのメリット
1の理由としては、単純に桟橋を見ているとテンションが上がったからです。
筆者の思い描く「theモルディブ」は、やはり桟橋でした。
お部屋を出るとすぐにこの光景が見れるなんて、最高だと思います!
またこの桟橋はウミガメやマンタに会えるシュノーケリングポイントになっているので、次に行く機会があればもう少し日本でシュノーケリングも練習して、ここから毎日ダイブしたいなぁと思います。
そして今回行くことのできなかったラウンジにもほど近いので、「ちょっと喉乾いたしラウンジ行くか~」みたいな感じで使いたいです(笑)
筆者はヘレンゲリの中でレセプション裏の海が一番きれいだと感じたので、ラウンジでおしゃれドリンクをオーダーしてレセプションでのんびりしたいです。
この海です。もちろん加工なし!
レストランやバー、プールなどは少し遠くなりますが、なんだかんだでレセプションの近くが一番便利だと筆者は思います。
(船着き場も近いので、エクスカーションに複数参加するのであれば尚更便利です。)
メインプール横(サンセット側)のメリット
そんな桟橋近くが空いていないようであれば、レストラン・バー・プール・ショップなどが近い島の中央付近のヴィラが便利かなと思います。
ただし筆者は朝日より夕日派なので、サンセット側がいいなと思います。
しかしサンセット側だと、メインプールやバーのすぐ近くはちょっとがちゃがちゃしている可能性はあります。
静かに過ごしたい方はサンライズ側、もしくはメインプールよりやや離れたヴィラの方がいいかもしれません。
どちらも空いてなかったら…
もし1も2も空いていなかったとしても、とにかくデラックスビーチヴィラは譲れません。
もし「ラグーンヴィラしか空いていない」と言われたら、日程変更をすると思います(笑)
それくらい、ラグーンヴィラは筆者には不便でした。。
もちろん「海には入らず、二人っきりで静かにのんびり過ごしたい」という方は、ラグーンヴィラもいいと思います。
旅の目的に応じて、ヴィラを選んでくださいね。
いかがでしたか?
モルディブ旅行でリゾート選びが重要なのはもちろんですが、ヴィラの種類やコテージの場所までしっかり調べてリクエストしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。