こんにちは、fako(ふぇいこ)です。アクセスありがとうございます。
披露宴の雰囲気を大きく左右するもののひとつがBGMだと思います。FTW(ディズニー・フェアリーテイル・ウェディング = ディズニーリゾートで行う結婚式)ではどのようなBGMを使用できるのでしょうか?
著作権に厳しいFTWで使用できるBGMについてまとめました。
目次
キャラクター登場時は指定曲
まず前提として、キャラクターが登場するシーンではBGMは指定になっており、自由に選ぶことはできません。
ですので全編に渡ってキャラクターが登場するアンバサダーのハピエストやミラコスタのクオーレでは、自由にBGMを決められる場面は少ないです。
逆にアンバサダーのセレブレやミラコスタのトラディなどはある程度自由に決められるので、BGM選びは早めにスタートしておいた方がよさそうです。
アンバサダーFTWのプランについてはこちら↓
ミラコスタFTWのプランについてはこちら↓
原版であればCDの持込OK!
キャラクター登場シーン以外では、原版であれば好きなCDを持ち込んで披露宴で流すことが可能です。もちろんディズニーミュージック以外でもOKです。
※ただしコピーCDやデータでの持込はNGです。
「じゃあ心配いらないじゃん!」と思うかもしれませんが、ここには大きな落とし穴があります…。
持込CDの落とし穴
持込したCDを披露宴で流す場合、式場が収録するビデオ映像からは音声が消され、別の曲が上乗せされます。
ビデオについてはこちらにまとめています↓
これは著作権の問題で、式場が「販売」するビデオ映像には、許可を得ていない音楽を収録することができないんだと思います。ディズニーの音楽であっても、持込CDであれば全て音声差し替えになります。
音声が差し替えになると、BGMだけでなく司会者さんやゲストの話し声も消えてしまいます。
このルールは、余興やプロフィールムービー等で使用する音楽にも適用されます。
これではせっかくのビデオに当日の雰囲気が全然残らないですよね。。
もちろん、式場に頼まずに親族や友人に撮影してもらうビデオであれば、BGM含めてそのまま残ります。「販売」じゃないからOKなんでしょうね。
ここで「じゃあ式場にビデオ撮影頼まない!」という判断ももちろんアリです。むしろゲストに撮影をお願いできる方がいらっしゃればBGM問題はすべて解決です。笑
ただし「撮影を頼める人がいない」「ゲストに頼んで手間を増やしたくない」「やはりプロが撮影・編集した映像がほしい」と思われる方も多いのではないでしょうか。
JASRACへの許諾申請
持込CDでかつ式場のビデオ映像にも音声を残したい場合、自分でJASRACに許可申請を取ることになります。
これ、式場によっては作業を代行してくれるところもあるそうですが、FTWでは代行してくれません。すべて自分たちで行うことになります。
許可申請をしなかったり、しても許可が下りなかった場合は残念ながらビデオでは音声差し替えになってしまいます。
BGMに強いこだわりがある方は、早めに申請して許可を得ておくことをおすすめします。
オリジナルBGMリスト
「申請とかなんかめんどくさそう…」「そこまでこだわりはないけどビデオには音声も残したい…」という方のために、FTWにはオリジナルBGMリストなるものが準備されています。
これは式場が既に映像収録の許可を得ている曲のことです。
新郎新婦が自分でややこしい申請をする必要はなく、式場のビデオ映像にもそのまま音声を残すことができます。
もちろんCDを自分で購入する必要もありません。
リストはすべてディズニーミュージックで、計100曲あります。同じ曲が別アレンジで複数あるので、実際は80曲くらいですが。
使用料が必要
じゃあその中から選びます!となるところですが、オリジナルBGMの曲を使用するには使用料として○万円かかります。セレブレやトラディだと、最初にもらう見積もり表にもちゃんと入っています。
えー!という感じですが(笑)、許諾申請の代行料&CD購入費と考えると妥当なのかなぁと思います。。
もちろん「1曲で○万」というわけではなく、「リストの中から1曲でも使用するなら○万」ということで、1曲でも20曲でも支払う金額は同じです。
というわけで、FTW花嫁のスタンダードは「使用料を払って、BGMはすべてオリジナルリスト100曲の中から選ぶ」ということになっています。2~3曲だけ使う!とかは正直もったいないと思います!
もちろん、こだわりたい演出や余興の部分だけ別の曲を申請するというのもOKです。音声差し替え覚悟で、申請なしで使用するのもアリですね。
オリジナルリストの曲目
リストの100曲は、たま~に変更になっているようです。
2018年にミラコスタで挙式した筆者の場合だと、25周年ソングである『ドリーム・ゴーズ・オン』や30周年ソングの『ハピネス・イズ・ヒア』はリストに入っていました。が、35周年ソングである『ドリーミング・アップ!』や『Brand New Day』は入っていませんでした。今後追加になるかはわかりません。
また100曲はディズニー映画の音楽が主で、過去のパレードやショーの曲は非常に少ないです。
FTWを選ぶくらいの方であればおそらく使用したいマニアックな曲があるかと思いますが(笑)、リストにはない可能性が高いです。FTW花嫁泣かせですね。。
そうなるとCDを持ち込むことになり、映像に残すためには申請が必要になり、でも特にディズニーソングの場合は許可が下りないことが多いようです。。ぐるぐる。。
そこでよくあるパターンとしては、「基本的にはオリジナルリストの中から選び、どのみちビデオ映像に残らない、ゲスト入場と送賓のタイミングで持込CDを使用する」というところに落ち着く方が多いようです。筆者もそうしました。
このあたりのお話は以下に詳しくまとめています↓
オリジナルリストの確認
オリジナルリストは、初回打ち合わせの際にレンタルCDとともに渡されます。
初回打ち合わせについてはこちら↓
CDは2枚あり、それぞれ50曲ずつ、冒頭とサビのみが収録されています。全曲丸々収録されているわけではありません。
しかし初回打ち合わせまで待たなくても、オリジナルリストはオンラインプランニングにも掲載されており、成約後なら誰でも見ることができます。
オンラインカタログ→演出→オリジナルBGM で確認できます。
この時代ですので、気になる曲があればネットで検索するとすぐに調べられます。
ただ同じ曲でもアレンジ違いで複数あったりするので、そのあたりの選定はCDを受け取ってからになるとは思います。が、早めに大枠を決めておくことはできそうですね。
筆者が実際に使用したBGMはこちらでご紹介しております↓
いかがでしたか?
FTWのBGMを決めるためには、平行してビデオ撮影についても考える必要があります。
「許諾申請が間に合わなくて希望の曲を使えなかった!」とならないためにも、早めに選んでおきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。